岡山社会人サッカー連盟は3月17日、平成２４年度加盟チーム（１２２チーム）、登録選手
（３０１２名）の総意により、東日本大震災で被災した石巻市サッカー場の復興整備に向けて、
テント４張を寄贈しました。
また、このテント寄贈日に、石巻市のサッカースポーツ少年団チームが参加する復興支援交
流大会（石巻サッカー協会主催）が開催されました。
この支援金は、岡山社会人サッカー連盟におけるサッカー活動中の事故によって、人体に障
害を被った場合の見舞金を給付する目的で運用している共済制度の繰越金です。近年はフェア
プレーやリスペクトの精神が加盟チームおよび登録選手へ浸透したこと等により、見舞金の支
出が減少傾向にあり、繰越金が貯まっておりました。
昨年の３月の岡山社会人サッカー連盟総会で、この繰越金を東日本大震災で被災されたサッ
カー仲間へ、何かを支援する目的で支出することが決議されました。
この計画を進めておりましたところ、岡山商工会議所青年部（岡山ＹＥＧ）を通じて、支援
先として、石巻市商工会議所青年部（石巻ＹＥＧ）をご紹介いただき、今回の寄贈となりまし
た。石巻ＹＥＧの全面的な協力により、復興支援交流大会やテントの寄贈が無事完了しました。
この場をお借りし、御礼申し上げます。
なお、掲載の写真にもあるように、復興と言えるにはまだまだほど遠い状況の場所等も有り
ました。皆様の更なるご支援ご声援を望まれていると思いますので、また機会が有りましたら
積極的にご支援をお願いします。

岡山社会人サッカー連盟
委員長　柴岡　富美男